横歩取り戦法のおすすめ本

将棋の横歩取り戦法についての定跡本をご紹介しています。

よくわかる横歩取り (野月浩貴)

横歩取り戦法をやさしく解説した書籍です。

△8四飛型から8五飛戦法。そして、中原囲いから△5二玉型まで。新山崎流も含め、横歩取りを網羅的に説明しているため、最初に読む横歩取りの定跡本として最適です。

横歩取りマップ (瀬川晶司)

横歩取りの基礎を網羅的に解説しているという意味では、野月さんの本とテーマがかぶっています。

しかし、本書の特徴は、歴史的な変遷から説明していたり、戦型を分類したマップがあること。本書も野月本と同様におすすめです。

横歩取り必勝ガイド (稲葉陽)

進化の著しい横歩取りについて、最新定跡の変遷を解説しています。

▲5八玉型、△8五飛VS新山崎流、△5二王型、△8四飛型が主要テーマ。横歩取りの基礎を理解している人が、次に読む本としてお勧め。

長岡研究ノート 相居飛車編 (長岡裕也)

新進気鋭の若手ながら、序盤の研究家としても知られる長岡さんの最新研究。タイトルは「相居飛車編」とありますが、ページのほとんどは横歩取りがテーマになっています。

羽生さんが「この本が定跡になる」と推薦しているほどで、最新の研究書になっています。横歩取りをある程度わかっている上級者から有段者におすすめ。