四間飛車のおすすめ本

将棋の四間飛車についての定跡本をご紹介しています。アマチュア将棋ファンに人気の高い戦法です。

四間飛車穴熊の急所 (広瀬章人)

すっかり見かけなくなっていた「四間飛車穴熊」を武器にして、彗星のごとく現れて王位を奪取した広瀬氏の著書。

振り飛車党の中で随一の勝率を誇りながら順位戦の快進撃は進行中です。四間飛車で指すなら、本書は必読中の必読です。

角交換四間飛車 徹底ガイド/最新ガイド (門倉啓太)

角道を止める四間飛車が対策されている一方で、新戦法「角交換四間飛車」は大流行しています。他の戦法に比べて、アマチュアでも駒組みがわかりやすい戦法ですが、本書を読めばより深くマスターすることができます。

今となっては、アマチュアでも四間飛車で角道を止める人は少数派です。四間飛車で指すなら本書は目を通しておきたい内容です。

四間飛車を指しこなす本 (藤井猛)

「藤井システム」で知られて、振り飛車党の第一人者でもあった藤井さんの定跡書。1手1手が論理的に解説され、同時に体系的に定跡が身につく本書は、定跡本のお手本のような内容になっています。

20年近く前に出された本なので、四間飛車の最新定跡は対策も含めて進んでしまっています。しかし、プロ将棋では(結論が出たので)局面が現れなくなったとしても、アマチュアが四間飛車の基本をマスターするという意味では、本書の内容は今でも色あせることはありません。