プロ棋士のエッセイ

決断力 羽生善治

決断力 (角川oneテーマ21)

将棋界の第一人者である羽生善治氏のエッセイです。今までの棋士経験を元に、集中力、決断力、直観力などについて解説しています。

棋士としての経験談が興味深く、そこから導き出した教訓も切れ味があり、羽生さんのエッセイの中でベストの作品。

今宵、あの頃のバーで

今宵、あの頃のバーで (将棋連盟選書)

先崎学氏のエッセイ。多才な先崎氏だけあって、文才も相当なものです。プロ棋士のちょっと面白い話を集めたエッセイで、棋界の「中の人」だから書けるような話が満載。将棋ファンなら間違いなく楽しめます。

われ敗れたり―コンピュータ棋戦のすべてを語る

われ敗れたり―コンピュータ棋戦のすべてを語る

第一回電王戦の舞台裏ドキュメント。故米長永世棋聖の文章が冴えています。本気で勝ちにいったことがよくわかります。勝負師は何歳になっても勝ちたいんだなと感銘を受けます。

勝負心

勝負心 (文春新書 950)

初代永世竜王の渡辺明氏のエッセイ。数々の名勝負を繰り広げた羽生さんへの言及も多く、また独自の勝負哲学も切れ味があって読み応えがあります。米長哲学にあくまで疑問を呈するなど、渡辺氏は合理的な立場を堅持しています。これからの将棋界を引っ張っていく「次の世代」にふさわしいトップ棋士です。

泣き虫しょったんの奇跡 完全版

泣き虫しょったんの奇跡 完全版<サラリーマンから将棋のプロへ> (講談社文庫)

一度はプロ棋士への道を絶たれた瀬川晶司氏が、特例によって念願のプロ棋士になるまでの自伝エッセイ。夢破れて、絶望に陥り、そこから這い上がる、という一流のドキュメントになっています。